日本住宅性能検査協会

2014年 第U期 太陽光発電基礎研修

2014年 第U期 太陽光発電基礎研修 

研修概要 住宅用太陽光発電システムの販売に携わる方や、これから住宅用太陽光発電システムを導入しようとお考えの方におすすめの研修です。太陽光発電アドバイザーでない一般の方もお申込頂けます。
講義は太陽光発電アドバイザー合格者レベルの学習経験があることを前提に進みますので、太陽光発電アドバイザーでない方は、研修受講前に「太陽光発電アドバイザー公式テキスト」を通読されてから、講義に参加されることをお勧めします。
講師 宮澤 康夫 宮澤 康夫 氏
(太陽光発電アドバイザー・日本住宅性能検査協会講師)

プロフィール:
太陽光発電設備の現場施工経験約3年
太陽光発電施工士育成に関する就職支援事業を行う「アースソーラーカレッジ」において、座学及び実習を担当。
また、飛行機操縦の教官も務めたなど異色の経歴も持つ。
昨年9月に実施した太陽光発電アドバイザー向けセミナーの冒頭部分をご覧いただけます。
実施日時
講座内容(すべて座学)

メーカーのカタログを読みこなす
[目標]
太陽光発電システムの完全理解のために読破すべき基礎知識を修得する

[概要]
各メーカーの表看板であるカタログはあくまで一般お客様向けに作成されていますが、その端々に各社が厳選した高度な専門技術・知識が集約されています。ここではその代表的なメーカーを例としてシステム関連製品を含む機能を理解し、「お客様に説明できる」知識・ノウハウの取得を目指します。

[主な講義内容]
・なぜ今、メーカー・カタログなのか??
・カタログ表紙にも各メーカーのコンセプトが・・・
・時代は既に「スマート・ハウス」としてのトータルシステムへ
・太陽光発電システムの基礎理論を具体的な「お金に換算する」
・カタログの内容説明に付された注釈が重要
・さりげなく出しているメーカーの「最新技術」・・・従来と何が変わったのか?
・具体的に示されたデータや数値は、まずその根拠・条件を掴め
・各製品の細部データに示されている数値の本質的な意味が理解できているか?
・具体的な施工(取り付け方法)もお客様の重要な興味の一つ
・メーカー補償制度は「完全理解」でお客様の信頼を確保

自然環境と太陽光発電
[目標]
エコロジーに関する専門知識の取得 〜eco検定への挑戦と環境問題のプロを目指す〜

[概要]
クリーン・エネルギーの代表である太陽光発電ですが、アドバイザーとしては今・何故その必要性が再認識され、急速にその普及が加速されているのかを基礎的に理解しておく必要があります。少なくともお客様以上にエコロジーに関わるプロを目指すためにも「eco検定」への挑戦をして頂くための導入も行います。

[主な講義内容]
・環境とは何か?
・人の歩みとエネルギー消費量の関係
・現代人が1日に使うエネルギー量はどれぐらいなのか?
・地球温暖化の現状
・6種の温室効果ガス
・地球全体での温室効果ガスの排出比率
・太陽光発電と原子力発電
・エコ検定(環境社会検定試験)について

電気料金制度とオール電化
[目標]
エネルギーの効果的な使用と光熱費節約は表裏一体。総合的なエコ生活の基礎を知る。

[概要]
原発事故以来各メーカーとも販売抑制となっていた「オール電化」ですが、家庭では太陽光システムと併設すれば「無敵」の光熱費0住宅が実現します。電気料金の契約種別も多様化している現在、最も効果的なシステム設計は如何にあるべきなのかを具体的に検討してみます。

[主な講義内容]
・電気料金制度の概要を理解する
・「オール電化」機器の有効性・経済性を理解する
・IHクッキングヒーター
・エコキュート
・将来的な「光熱費ゼロ住宅」や「スマート・ハウス」実現に寄与できる総合的な知識を習得する。

各種太陽光発電システムの基礎
[目標]
各種太陽光発電システムの種類・性能概要を総合的に理解し、将来的発展と期待性を読み切る。

[概要]
ここ数年来、太陽光発電に関わる製品は子供用オモチャからメガソーラーに至るまで、ありとあらゆる分野で開発・活躍しています。アドバイザーにとってその概要を理解しておくことは、太陽エネルギー利用の重要性を理解する良い機会であり、自己知識の底辺拡大の基礎作りを目指します。

[主な講義内容]
・太陽光発電システムの基礎知識
・太陽電池モジュール、太陽電池セル、接続箱、パワーコンディショナなど
・各種太陽光発電システム の現状と将来性

Jw_cadの活用法(1)
[目標]
太陽光発電システムの設計にはパソコンによる詳細確認が不可欠の要素。CADの基礎を学び、システム設計の具体例の把握を目指す。

[概要]
太陽光発電システムの設計はあくまで個々に異なった設置環境に適応させるために、想像以上に緻密な作業となります。
幸い現在では誰もが無償で使用できるパソコン用設計ソフトがあり、一例として「Jw_cad」を用いたシステム設計の具体例を提示します。
この講義ではCADがもつ基本能力と操作要領について学習します。※この講座は座学です。実習ではありません。

[主な講義内容]
・寄せ棟屋根へのパネル搭載図一例、配線・結線図一例
・CAD画面の説明
・留意事項
・線の描画
・文字の記入
・消去の方法
・線種の変更
・ファイルの保存

*この講義はお伝えする情報が多いため、通学クラスの受講生には、第T期(2014年2月実施)に収録した同一内容のDVDを、ご自宅での復習用として講義当日に受付にてお渡しします。ご自宅で実際にパソコンを使って復習をする際にご活用ください。

Jw_cadの活用法(2)
[目標]
前回の講義でCADの基本操作を習得したことを前提として、具体的な住宅屋根に対する太陽光発電システム設置に関わる設計手順・搭載能力の算出・電気配線設計の概要を知る。 

[概要]
システムの設計において重要なことは、「間違ったデータ」を入力しないことです。ここでは、CADによるシステム設計において必須となる「現場のデータ」を正しく把握し、正確な「システム見積もり」が完成するまでの一連の流れ・処理容量について具体的に学習します。※この講座は座学です。実習ではありません。

[主な講義内容]
・練習問題によりCADによる作図法を確認する
・CADによる作図の流れ

*この講義はお伝えする情報が多いため、通学クラスの受講生には、第T期(2014年2月実施)に収録した同一内容のDVDを、ご自宅での復習用として講義当日に受付にてお渡しします。ご自宅で実際にパソコンを使って復習をする際にご活用ください。

太陽光発電システム見積り(1)
[目標]
システム見積りは設計結果を受けてより具体的な部材・機材を決定し、設置工事(設置工事・電気工事)に関わる費用算定も不可欠。ここではその全体像を把握する。

[概要]
太陽光発電システム見積もりの段階は、お客様の予算・会社の利益等現実的な「利害関係」の絡む分野となります。
事後のクレーム・トラブルの大半はこのシステム見積りの善し悪しに掛かると言っても良いほど重要な要素が含まれています。この講義では見積もるべき要素、調整すべき関係部門・お客様の要望再確認等について詳細を確認し、その重要性を把握します。
※実習ではありません

<講義内容>
・太陽光発電システム見積もりの手順・方法を確認する
・太陽光発電システム見積もり例

太陽光発電システム見積り(2)
[目標]
第7回の講義で見積り要素を理解したことを前提とし、具体的な住宅でのシステム見積りを行う。
一般的な住宅でのシステム設置に必要な全ての機器・工事内容概要を理解する。

[概要]
システム見積もりの2回目の講義では、実際に存在する住宅をモデルとして、より具体的な価格も含めた見積もりを行い、太陽光発電システム設置に必要な総合的な予算を算出します。国や地方自治体の補助金が受けられる場合にはこの段階で計上することとなり、予算が確定することとなります。
※実習ではありません

[主な講義内容]
・具体的な家屋について、機器を選定して価格計算をしてみる
・練習問題
・パワコンはシステムの心臓部、慎重な選定により安定性を確保
・モニター・ケーブル類も重要な選定要素、現場の状況と適合させる
・取り付け架台(キット)の価格はメーカーにより差があることも念頭に選定する
・見積もり機器の型式は正確に
・メーカー・パネル種別により同じ屋根でも搭載可能枚数・出力に大きな差
・太陽光発電システム見積もりのまとめ

太陽光発電シミュレーション(1)
[目標]
導入システムによる経済的効果はお客様にとって最大の関心事。設計・見積りの結果を受けその効果を「見える化」する技術こそアドバイザーの腕の見せ所。本研修ではそのシミュレーションを通して、顧客へのプレゼンテーション能力を養う。

[概要]
シミュレーションの目的は、いかにお客様に分かり易く説明できるかということであり、ここでは「見える化」と称する図表の作成を含め、「一目でわかる結果」を導き出す手法を学習して行きます。このため、エクセル等の計算ソフトを使用できる基礎知識も必要となりますが、何より「プレゼンテーション」能力の向上を目指した学習を行います。
※実習ではありません

[主な講義内容]
・太陽光発電システムシミュレーションの手順・方法を確認する
・家庭用光熱費の総支払額はどのくらいなのか?
・家庭での時間別電気使用量が算定できるか?
・太陽光発電システム導入効果
・シミュレーションモデルデータ
・太陽光導入後の光熱費シミュレーション
・太陽光発電光熱費計算シート

太陽光発電シミュレーション(2)
[目標]
第9回と第10回のシミュレーションにより、お客様の立場でも納得できる「契約成立」に結びつく「資料・説明内容」がアドバイザー自らが完成するための今後の学習努力の方向を知る。

[概要]
太陽光発電アドバイザーは消費者・販売会社・施工業者の3者の間に立ち相互の意思疎通をより効果的にする潤滑剤のようなものです。
ここまでの学習により無事契約に至ったとしても、故障・クレーム対応・アフターケアー等とやらなければならない仕事は山ほどあります。
私の生涯目標でもある「己を磨け」を目指して頂ければ幸いです。※実習ではありません

[主な講義内容]
・太陽光発電システムの導入と同時に「オール電化」設備への変更を考慮した場合のシミュレーションを考える
・お客様の発電設備により生じるメリット
・「オール電化」+太陽光発電の有効性
・家庭における光熱費の概要を「見える化」し提示する
・長期にわたる設備投資計画の重要性を認識する
受講生の声
第3回:電気料金制度とオール電化
・自宅の電気料金や電力消費量、アンペア、利用頻度をよく分析して頭に入れることが重要と知ることができた。
・太陽光以外のエコキュート、IHの話題がとても勉強になった。トータルのエコ、省エネの発想の重要性がわかった。
・オール電化については悪い印象を持っていましたが、ちゃんとペイするものであることが理解できてよかったです(コスト面において)。
・なかなか教わることのない電気料金制度の講義はとても有難かったです。また会社で取扱っているEQ・IHについても、概要を分かりやすく教えて頂いて大変勉強になりました。ありがとうございました。
・電気料金の構成が理解できて良かった。
・日頃、耳にしない話題であったので、興味深く聞けました。環境(エコ)を切り口にしたテーマ・商品説明はこれからも増やしていってほしい。
・いまいちど、自宅の契約を見直してみます。
・IHクッキング、エコキュートがこれだけよいとは思わなかった。具体的にお客様に対してどうオール電化への切り替えを具体的数値を使ってシュミレートするのかを知りたい。
第4回:各種太陽光発電システムの基礎
・復習になりました。実際の機器導入事例で説明して頂くと、もっとわかりやすいと思いました。
・太陽光のさらなる可能性が期待できた。
・実際に則した話があった。
・施工の現場の様子のお話が豊かで有益でした。
・講義の単元にとどまらず、幅広い知識情報を教えて頂けるのが、大変素晴らしいと思います。
・具体的な事例について解説して頂いたため理解が深まった。
・太陽光を利用したアイディアに興味を持ちました。いろいろと知見が深まりました。
第5回:Jw_cadの活用法(1)
・無料ソフトのCADで太陽光発電アドバイザーに必要な図面作成が行えることが理解でき、今後修得したいと思いました。
・太陽光発電の施工メーカーが持ってくる図面の意味作成法がよく理解できた。一寸、一間、一畳、一坪などの重要性がよくわかった。
第6回:Jw_cadの活用法(2)
・屋根主体の実践ではあったが、CADの実践講習は太陽光発電セミナーにおいては、より具体的であり非常に興味を抱いた。面白い。
・Jw_cadの基本的な内容が例題を通して、十分に理解できた。
第7回:太陽光発電システム見積り(1)
・設備用主要機器毎の説明が一通り確認出来た点。
・見積もりの具体例が大変参考になりました。市場価格に販売価格を合わせる作業が大変な困難を伴うことが分かり参考になりました。
・見積りの詳細がよく理解できた。
・見積りの基本がよく説明されているので、復習して十分に理解したい。
第8回:太陽光発電システム見積り(2)
・見積もりの演習が記憶に残りました。ローンの考え方が参考になりました。
・セルの直列によるモジュールの構成について、以前の講義を聞いていなかったので、わからなかった。1回目をDVDで確認したい。
・午前の復習にもなり役だった。
第9回:太陽光発電シミュレーション(1)
・整理ができて良かったです。
・イニシャルランニング、最終的なメリットが数字化されており、分かりやすかった。あくまでシミュレーションなので、前提を明確にしておくことが重要と再認識しました。
・前回の講義を欠席したが、住宅屋根ベース・客先目線・家計における光熱費として扱った説明・シミュレーションが良かった。
・太陽光発電導入の損益分岐点の説明方法が理解できた。
・シミュレーションの要素と、その根拠について大変分かりやすく説明されており、勉強になりました。
第10回:太陽光発電シミュレーション(2)
・電気代だけでなく、オール電化によるガス代のゼロ化による光熱費シミュレーションで525万近くの節約ができることを明示できることが素晴らしい。
・ガス代を組み入れた上で、太陽光発電システム+オール電化導入の大きなメリットを理解できたこと。
・オール電化の利点が理解できた。脱都市ガスをしようと考えます。電気の利便性がよく理解できました。蓄電池の重要性を再認識しました。
・オール電化の意味を、一段深く理解することができた。
受講料
価格
(税込表示)
申込み区分
全10回一括
(DVD)
75,600円 一般の方
37,800円 太陽光発電アドバイザー登録者
(登録申請中の方を含む)
各回
(DVD)
10,800円 一般の方
5,400円 太陽光発電アドバイザー登録者
(登録申請中の方を含む)

※備考
・送料は無料です。
・振込手数料はお客様のご負担となります。

修了証交付の条件について 第U期太陽光発電基礎研修において全10回の講義を所定の期間内にすべて受講された方に、修了証を交付いたします。
修了レポート提出および修了証交付のご案内(PDF:97KB)
お問い合わせ先 NPO法人 日本住宅性能検査協会
03(5847)8235 平日9:00〜18:00

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